今日の授業では、ウクライナ民話「てぶくろ」を子供達に読み聞かせました。
このお話は森でおじいさんが手袋を落としたところから始まります。
その手袋にまずネズミが住みます。
次にカエルが来て入いり、きつね、狼、いのしし、
クマまでもが次々に入れてほしいと入ります。
最後は、はち切れんばかりにぎゅうぎゅう!
子供達はこの単純な話の過程を想像しながら、
十分面白がります。
みんなだったらどんな手袋がいいかなあ?
と、色とりどりの手袋をクレパスと絵の具でつくり、
紙に貼り、楽しかったお話の動物達を描いていきます。
ある子は、「もう、はいれませーん!と言われ、
クマさんは、外にいるんだよ」
とか
「この手袋に入るには、長い階段を登らないとダメなの」
と、はしごが画面いっぱいにはりめぐされていたり・・・
子供の想像力は、ちょっとしたきっかけでどんどん膨らみます。
膨らみかけたら
ブレーキをかけない!
ことが大切です。
また、お話作りでおすすめしたいのは、
「しりとり」からのお話作り。
例えば、「しか」「かめ」「めだか」「かさ」
とします。
この4つを使ってお話作り。順番はどうでもよく、出てくれば良い。
しかくんとかめさんが公園で遊んでいました。
そこへメダカ君がやって来て僕も入れてといいました。
3匹は、仲良く追いかけっこ。しばらくするとぽつぽつ雨が降って来た。
困っているとしかくんが、「僕傘持っているよ」といって、
みんなで傘に入って、今度は、かめ君の家で遊ぶことにしました。
このようにまずは、繋げることが大切です。
慣れてくると自分の経験や記憶が繋がって
お話が広がって来たり、空想の世界に飛んだりします。
お母さんとお出かけの電車の中や病院などの待ち時間など、
ちょっとした隙間時間に親子でお話作りをしてみてください。
想像力だけでなく文章力、国語力へと導かれます。
これから小学生、中学生へと、学力を磨いていく子供達。
この想像力と国語力は、すべての分野で大切な鍵となるでしょう。
今からできる、お話作り。
是非、親子で楽しんでくださいね!!
ぽちっとお願いします。