子供には、「目に見えないもの」を
伝えてほしいと思います。
朝起きてご飯を食べる。
幼稚園に言って、お友達と遊ぶ。
おやつを食べる。
お父さんが帰ってくる。
・・・・・・・
よくある日常の中の「目に見えないもの」とは、
どんなことでしょうか?
例えば、食事のときの「いただきます」
なぜ「いただきます」というのか?
昔の年寄りはこう言ったそうです。
「お米の中に仏様がいるんだよ」と。
これは、お米を汗水流して作ってくれた人に
感謝しなさいということです。
今は、仏様といってもピンと来ないと思いますが、
お米がどのように作られ、私たちの食を支えているか、
野菜も同様です。
豊かな時代ですので、スーパーでなんでも買える。
子供たちはスーパーに行けばいいだけ、と思っています。
おもちゃもそうでしょう。
魅力的なの玩具が山ほどあります。
そのおもちゃに囲まれ、当たり前に遊んでいるでしょう。
だからこそ、お米がただのお米として見えるのではなく
その向こうにある人間を想像し感謝する心を
教えて欲しいと思います。
「いただきます」は、
肉や魚、野菜など命をいただく。
育て作ってくれた人への感謝の気持ち、
食事に関わってくれた全ての人への感謝の気持ちです。
またお友達と遊んでいる時
色々なことが起きますね。
お友達が転んだ、お友達とおもちゃの取り合いになったなど。
相手がどんな気持ちなのかを想像させること。
自分だったらどんな気持ちになるかを考えさせること。
思いやりや感謝する心をたくさん持っている子供は、
想像力や責任感が育ちます。
なによりその子自身が幸せな人生を歩むでしょう。
ぽちっとお願いします。
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