賢い子育て応援ブログ

小学校受験対策や絵画、造形を指導しています。日常の中で子供達が大きく成長するヒントをお伝えします。

昔話から想像力へ

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久しぶりの更新です。

寒い日が続く中、春の匂いを感じはじめました。

 

さて、昨日の造形クラスのテーマは、「昔話」でした。

昔話といえば、代表的なもので、桃太郎、浦島太郎、猿かに合戦・・。

 

いくつか子供達から出て来ますが、

「案外知らないな」

という印象でした。

 

是非、親子で読んでほしいです。

簡単なあらすじが言えること。

登場人物を確認すること。

また、昔話には教訓がたくさん散りばめられています。

親子でそんなお話もしてほしいと思います。

 

 

さて、そんな基本を踏まえて少し想像力を広げてみましょう。

 

小学校受験でも、今まで昔話を使って多くの出題がされています。

それだけ良い材料であるからです。

教える立場からもなかなか良問だと思っています。

 

 

例えば、

・桃太郎が家来に連れていく動物はなんでしょう。

・桃太郎が連れていく動物以外であなたが連れて行きたい家来は、

どんな生き物ですか。なぜそう思うのですか。

・鬼が出てくるお話は、なんですか。

・あなただったらどのように鬼退治をしますか。

 

などです。

 

お話を超えて、その子がどのような考えをもっているか、

ユニークな発想ができるかが大切です。

また、選んだ生き物の特性を知っていなければ、

「なぜ」という問いかけに説得力がありません。

 

ライオンやトラを選んで、ただ「強そうだから」では、少し残念です。

 

 

例えば、「スカンク」を選び、

「敵が来たらお尻から臭い匂いの液体を出す動物なので、

鬼の顔をめがけて攻撃します」

 

とか、虫好きのある男の子は、いつも珍しい虫の話を授業の前に

私に披露してくれていました。虫の話になると止まらず、興奮して

熱弁します。

 

その子は、やはり「虫」を選びました。

理由を聞くと、

「この虫は夜光虫です。そして敵がくるといつもださない針を出し、

刺して毒をだします。

鬼が眠っている間にこの毒で退治します」

 

 

どちらも素晴らしい答えだと思います。

魅力的です。

 

 

大切なのは、その子の興味を深めることです。

奇を衒うことは、ありません。

猫でもライオンでも興味をもって、その生態や特徴を調べ、

知ることは面白いと思う心を育てることです。

 

そんな興味がさまざまな問いかけに応えることができる力となって

発揮します。

 

表面的な、「できた、できない」で評価しないこと。

子供の探求心を応援する声かけを心がけてください。

 

 

 

多くの楽しい絵本が出ています。

まずは、本好きの子供になるよう読み聞かせを日々の生活の中に

とりいれ、「日本の昔ばなし」「世界の童話」も子供っと一緒に

楽しみましょう。

 

 

知っていてほしいお話

〈日本の昔話〉

浦島太郎、桃太郎、花さかじいさん、猿かに合戦、一寸法師、かさ地蔵、

こぶとりじいさんかぐや姫、金太郎、つるの恩返し、ぶんぶく茶がま、

かちかち山、舌切りすずめ、おむすびころりん、ねずみの嫁入り、ねずみのすもう

など

 

〈世界の童話〉

うさぎとかめ、赤ずきんちゃん、三びきのこぶた、おおかみと7匹の子やぎ、

親指姫、ピノキオ、ジャックと豆の木ブレーメンの音楽隊、ガリバー旅行記

マッチ売りの少女、ヘンゼルとグレーテル、ありとキリギリス、シンデレラ、

ピーターパン、白雪姫、金のガチョウ、金のおの銀のおの、青い鳥、長靴をはいた猫

大きなかぶ、みにくいあひるの子、3びきのくま、人魚姫、裸の王様など

 

 

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