賢い子育て応援ブログ

小学校受験対策や絵画、造形を指導しています。日常の中で子供達が大きく成長するヒントをお伝えします。

小学校受験 親の心構え

 

小学校受験を志している子供たちにとって

今年の夏は、忙しくなると思います。

 

見方によっては、「お教室通いで可哀想」と

言う声も聞きます。

なぜ「可哀想」という言葉になってしまうのでしょうか?

 

 

間違った進め方をしてしまうとそれは「可哀想な受験」です。

子供達のストレスが溜まるだけです。

 

「間違った」とは、子供が出来ないことに対して叱りつけたり、

親の焦り、イライラを子供にあたってしまう。

結果だけを評価してしまう親に間違いがあります。

 

 

親御さんの焦りもよくわかります。

お教室でも「先生、私が疲れました」と相談される

親御さんもいらっしゃいます。

 

 

そんな時は、深呼吸して子供が誕生した時の喜びを思い出してください。

生まれてきてくれただけで嬉しかったはず。

 

そして何のために受験という挑戦をさせているのでしょうか?

手を胸に当て自分の心に聞いてみてください。

 

子供をよい学校にいれたいのは、

ネームバリューのため?

それは、親の見栄です。

 

もしそうだったら受験はお勧めしません。

 

 

いろいろな性格の子供がいます。

それは、大切な個性です。

 

その個性を活かし、伸ばしてあげることが

子供を育てるということではないでしょうか?

 

 

自分のお子様の性格をよく見て、ご家庭の教育方針にあった学校。

我が子がのびのびと学ぶことができる場所。

そんな学校を選んであげ、受験という挑戦をさせるべきです。

 

一番大切なのは、

「幸せな人生を歩んでもらうこと」です。

 

 

子供たちは、生まれて4〜5年しか経っていません。

心も頭も柔軟です。

その頭と心を刺激してあげることは、

最高の教育だと思っています。

 

教え込むのではありません。

 

知ることの面白さ、楽しさに気づかせること。

自分の心を動かし、考えさせるよう投げかけることです。

 

楽しく一緒に図鑑を見る。

夕焼けの色の変化の不思議を共に楽しむ。

料理を一緒につくる。

 

など、お勉強と関係ないようですが、子供達は毎日が楽しく

どんな場面でもハツラツと向き合うことができる心へと

変化していきます。

 

その心を持っている子供は、ペーパーでも絵画でも

面白いように習得していきます。

 

そんな心を作ることが今やるべきことです。

 

受験のお教室通いでそんな時間はない、

とお感じなら本末転倒です。

 

詰め込みだけでは、子供達を小さくし寂しい心となってしまいます。

間違いなく大人になってもその心のまま体だけは大きくなっていくでしょう。

 

 

親は、子供の興味を楽しみ、うまくいかない時は一緒にその原因を探る。

間違いは、次は間違わないためのチャンス!

2度目、3度目に出来た時、子供と一緒に理解できたことを

褒め喜ぶ!

 

その繰り返し。

 

親は、我が子の成長を楽しむこと。

間違えちゃったぐらい笑い飛ばす親であってほしい。

 

そんな親の子供は間違えなく成長しますよ!!

 

 

さて、これから夏です。

親御さんも一呼吸して、子育てを楽しみましょう。

 

 

 

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子供の視点

久しぶりの投稿になってしまいました。

 

今年の夏も子供達は、暑さに負けず頑張っていました!

小学校受験に臨む子供達にとって、夏休みは大切な時間です。

今まで積み上げて来た努力を自身の力に変える時です。

 

11月の試験に向かってまだ時間はあります。

焦らず頑張って行きたいものです。

 

 

 

さて、小学校受験の絵画工作において

大切なことは、なにか?というお話です。

 

特に難関校とされる慶応や早稲田など

は、なかなか難しい出題がされます。

 

 

どうして入試試験に絵画や工作がだされるのかと

考えてみてください。

 

 

学校は、すばらしい絵を描く子、

素晴らしい工作ができる子を望んでいるわけではなく

「何を考えているのか」

「どこをみているのか」を

絵画や工作から読み取りたいのです。

 

 

例えばこんな出題がありました。

「キラキラしている、キラキラしているようにみえるものを描きなさい」

 

「キラキラ?」

さあ、大人でも困りますよね。

 

「キラキラしているもの」ですから

10人中8人くらいは、「星」か「宝石、アクセサリー」を描いてしまいます。

 

 

その中で「雨上がりの水溜りに太陽が当たってキラキラしていた」と

水溜りを描いたらどうでしょう?

 

思わず感心してしまいますね。

 

また「お花にジョウロで水をあげていたら水がキラキラして小さな虹が見えた」

「キャンプに行った時、珍しい虫がいて羽がキラキラしていた」

 

ということが言えたら、その子供自身、輝いて見えることでしょう。

 

いかに日常を大切に過ごしているかということです。

そして親子でどんな会話がされているかが問われてしまいます。

 

お母様が子供に「〇〇ちゃんの目、キラキラしていたね」とか

「今日は炊きたてのご飯よ、ご飯がキラキラしているでしょ」

なんて声をかけたら、子供は、お友達のお顔や炊きたてのごはんを描くかもしれません。

 

子供の視点がどこにあるか

 

それこそが学校側が見てみたいところなのです。

 

受験に限らず、豊かな心とは、そういうところではないでしょうか。

何ができる、できないにとらわれず、

日々の生活や自然の中で「感じる心」を大切に過ごして欲しいと思います。

 

 

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