賢い子育て応援ブログ

小学校受験対策や絵画、造形を指導しています。日常の中で子供達が大きく成長するヒントをお伝えします。

子供の視点

久しぶりの投稿になってしまいました。

 

今年の夏も子供達は、暑さに負けず頑張っていました!

小学校受験に臨む子供達にとって、夏休みは大切な時間です。

今まで積み上げて来た努力を自身の力に変える時です。

 

11月の試験に向かってまだ時間はあります。

焦らず頑張って行きたいものです。

 

 

 

さて、小学校受験の絵画工作において

大切なことは、なにか?というお話です。

 

特に難関校とされる慶応や早稲田など

は、なかなか難しい出題がされます。

 

 

どうして入試試験に絵画や工作がだされるのかと

考えてみてください。

 

 

学校は、すばらしい絵を描く子、

素晴らしい工作ができる子を望んでいるわけではなく

「何を考えているのか」

「どこをみているのか」を

絵画や工作から読み取りたいのです。

 

 

例えばこんな出題がありました。

「キラキラしている、キラキラしているようにみえるものを描きなさい」

 

「キラキラ?」

さあ、大人でも困りますよね。

 

「キラキラしているもの」ですから

10人中8人くらいは、「星」か「宝石、アクセサリー」を描いてしまいます。

 

 

その中で「雨上がりの水溜りに太陽が当たってキラキラしていた」と

水溜りを描いたらどうでしょう?

 

思わず感心してしまいますね。

 

また「お花にジョウロで水をあげていたら水がキラキラして小さな虹が見えた」

「キャンプに行った時、珍しい虫がいて羽がキラキラしていた」

 

ということが言えたら、その子供自身、輝いて見えることでしょう。

 

いかに日常を大切に過ごしているかということです。

そして親子でどんな会話がされているかが問われてしまいます。

 

お母様が子供に「〇〇ちゃんの目、キラキラしていたね」とか

「今日は炊きたてのご飯よ、ご飯がキラキラしているでしょ」

なんて声をかけたら、子供は、お友達のお顔や炊きたてのごはんを描くかもしれません。

 

子供の視点がどこにあるか

 

それこそが学校側が見てみたいところなのです。

 

受験に限らず、豊かな心とは、そういうところではないでしょうか。

何ができる、できないにとらわれず、

日々の生活や自然の中で「感じる心」を大切に過ごして欲しいと思います。

 

 

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