家族を思う気持ち
今日は過去問を1つ紹介します。
小学校受験での過去問ですが、
子育てをする上でとても参考になる良問です。
「今日はお母さんが熱で寝ています。
お母さんはいつも夕食の買い物に行きますが、今日は起き上がれません。
お母さんの代わりにあなたが一人でスーパーに行くことになりました。
あなたは、スーパーのカゴに何を入れますか?
画用紙のカゴの中に買うものを絵でかきなさい」
という問題です。
お母さんは、起き上がれないのですから夕食を作ることもできません。
そんな時、どの様に対応するか?を考える問題です。
①一人で作れる料理があったら材料を買う。
例えばカレーを作ることができれば、人参、玉ねぎ、じゃがいも、肉、ルーなど。
②一人ではできなくてもお父さんと作れる料理があれば、その材料を買う。
③自分一人では何も作れない、お父さんもたよりにならない場合、お惣菜、お弁当、おにぎりなど出来合いのものを家族分買う。
④食欲のないお母さんのことを考える。
喉ごしのよいゼリーやアイス、飲み物なら食べることができるかもしれない。
薬を買う。
⑤果物を買う。
このように自分ができることを最大限に考えることが大切です。
またカゴの中に入れる商品はどんな形で売られているか?
肉はトレーに入っていますね。
また人参、玉ねぎなどは、2〜3個が袋に入って売っています。
いちごは、パックにたくさん入って1つです。
お店の棚に置かれている時の形をかけるかどうか。
そんなところも日々の生活、親子の会話がうかがえるところです。
生活力は、日常の中から育まれます。
一緒にスーパーに行った時、どの肉がいいかな?
なんの果物を買おうか?など子供と話しながら買い物をしたり、
お母さん(お父さん)の喜ぶものは、何かな?とか選ばせたり、
すると良いですね。
また洗濯たたみやお料理など簡単なことから楽しく一緒にする習慣を
つけましょう。
家族を思う気持ちは、優しさ、責任感、自立心へと繋がります。
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