賢い子育て応援ブログ

小学校受験対策や絵画、造形を指導しています。日常の中で子供達が大きく成長するヒントをお伝えします。

おうちで絵を描く習慣をつくるコツ

f:id:murokids:20200823142041j:plain


「うちの子は、絵を描くことにまったく興味を持たないんです」

「どう教えたら、描いてくれるのかわからなくて」

と、お母様。3歳の男の子を連れて、お教室に来てくれました。

 

「絵を描く」ということを子供に教えられるお母さんは多くありません。

ですが、小学校受験では、絵を描く課題を出す学校がたくさんあります。

お教室で教えてもらうことも大切ですが、家でどんな風に導いてあげたらよいのか、知っていてほしいことをお伝えします。

 

まず一番大切なことは、

 

お母様の焦りや不安は、逆効果

 

である、ということです。

幼少期に造形の大切なことは、教えようなんて思わず、楽しさを体験することなのです。

 

「描く」って楽しい!

「作る」っておもしろい!!

こんなの描けたよ!

こんなのできちゃった!!

 

これが、子供のすべての意欲に繋がります。

 

子供は、遊びの達人です。絵画だってお勉強だって、みんな遊びにしてしまえばいいのです。そこから、集中力、探究心、想像力がうまれます。

 

 

さて、相談に来てくれた男の子の場合を見てみましょう。

ちょっと緊張して座ってくれています。

 

「何の動物が好き?」

 

という声かけに、

 

しろくま!」

 

と答えてくれて、

 

「へえー、しろくまってどんな動物か先生に教えて?」

 

と紙をだすと、嬉しそうに

 

「これが顔で耳がついてるの」

 

ちょっと顔と耳が離れているけど。

 

「へー、しろくまって耳があるんだね」

 

「お口もあるよ」

 

と、お顔からかなり離れたところにお口を描いてくれて、

 

「わー、かわいいお口!!」

 

この調子で体、足まで描いてご機嫌です。

今度は、象の写真を見せて、特徴を一緒にみてから

 

「お顔から描いてみよう」

 

と始めたら、びっくり!!

素晴らしい象を描いてくれました。おまけに象の食べ物や周りの様子まで描いてくれました。

 

隣で見ていたお母様も「初めてです。こんな絵は」とびっくり!

子供は、興味を持たせ、遊び感覚で進めるとぐんぐん伸びて行きます。

 

お絵かきに限らず、なんでも楽しくが、ポイントです!

おうちでも、画用紙とクレヨンを用意して、好きなものを描いてもらってみてくださいね。指導しなくて良いのです。見守ってあげてください。

 

 

 

 読んでくださりありがとうございました

ポチッとしていただけたら嬉しいです!!

にほんブログ村 受験ブログ 幼児教室(教室・先生)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 幼稚園児育児へ
にほんブログ村