「想像力」を育てるには
「子供の想像力を育てるには、どうしたらいいですか?」
お母様からのこんな質問がよくあります。
子供にどうしたら「想像力」がつくかわからない、というお母様は、少なくないと思います。
「想像力」とは、どういうものでしょうか?
それは、
《今から何がおこるか?》を考える力です。
想像力が乏しい子供は、「たとえば・・・」の話にのってきません。
「たとえば雪が赤かったら・・・」
「もし行きたいところに飛んでいけたら・・・・・」
「自分の腕が3本あったら・・・・」
なんて投げかけても「先生、そんなのありえない」「そんなのおかしい」「お母さんがそんなことは,ないって言っていた」などと返ってきます。
残念ですね。
空想の世界、想像の世界は、自由です。
箱を開けたら、びっくりするものが飛び出してきた!!
何が飛び出してきたと思う?
という問いかけに
「ライオンがたくさん飛び出して来て、僕、ライオン達とおにごっこしたい」
「魔法使いが飛び出して、魔法のほうきに乗って好きなところに連れて行ってくれるの」なんて
考えたら楽しくてしょうがない。
また、何もあるはずのない毛布を指して、何かが中で動いているよ〜!
何が動いていると思う?
なんて、生活の中で子供と一緒にワクワク言葉遊びをすると「想像力」は、ぐんぐん育ちます。
ここでの鉄則は、
子供の発言にお母様、お父様が転げて笑って楽しむこと。
「え〜!そんなのありえなーい」とか
「すごーい!!お母さんも一緒に遊びたーい!!」
なんてリアクションしようものなら、子供たちは、得意になるはず!
子育て中は、お母さんも日々時間に追われて忙しいでしょう。
「早くしなさい」と子供にせきたてることもしばしばでしょう。
でも病院での待ち時間や電車の中、こんな楽しい会話をする隙間は必ずあります。お母様やお父様のちょっとした導きで「想像力」はぐんぐん育っていきますよ。
《子供たちの夢》も大きく膨らんでいくはずです。
読んでくださりありがとうございました
ポチッとしていただけたら嬉しいです!!