「神様」

今日は、幼児絵画クラスでした。

今年初のクラスでしたので

テーマは、「今年の抱負」

今年は、どんなことがしたいかな？

どんなことができるようになりたいかな？

子供なりに考えます。

プールの教室に通っている子供は、

「泳ぐのが上手になりたい」

「潜れるようになりたい」

また、「お友達からカマキリの卵をもらった」

という女の子。

「虫の観察をしたい」と視野が広がっています。

そんな話から、お正月にちなんで

7つの神様、七福神の話をしました。

弁財天、恵比寿天、大黒天、毘沙門天、福禄寿神、寿老人、布袋尊。

子供達には、

お絵描きが上手になる神様とか長生きの神様、子供が生まれる神様・・・・

なんてわかりやすくお話しします。

神様は、みんなのことをいつも見てるんだよ

見守ってくれているんだよ

と話すと

「いまも？」

「くる？」

「怖い？」

「どこに住んでいるの？」

などと興奮してきます。

子供は「目に見えない力」に興味津々です。

もっと神様のことを知りたい！

身を乗り出してきます。

日本には、「八百万（やおよろず）の神」という言葉があります。

風の神、山の神、海の神、家の神、木の神、石の神・・・・・・

八百万ですからなんでも神が宿っているという考え方です。

１本の木を見て、「神様が宿っている」と思うと

なぜか神聖な気持ちになるものです。

頬に触れる風に、神様がいたら、

穏やかな日の光が神様だったら・・・

そんなふうに考えたら大人だって静かに深呼吸して

守られているような気持ちになります。

子供もこのように「神様」の存在を感じているのではないでしょうか。

お父様、お母様に見守られ安心するように

目に見えない「神様」は、不思議でありがたい存在。

絶対、守ってくれる。

そんな心を子供達も持つことは、素晴らしいことではないかと

私自身が再確認した日でした。

これからたくさんの新しいことに挑戦していく子供たち。

「大丈夫！何があっても見守っているからやってごらん」

「失敗してもいいんだよ。やってみることが素晴らしい」

お父様、お母様のその心は、子供を大きくします。

子供にとって、お父様、お母様は１番の「神様」なのです。

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